私は、素直にうれしいです。
お守りをくれるっていうことは、
贈ってくれた人の「頑張ってね」とか「無事でいてね」っていう願いがこもっていて、
自分のことを気にかけてくれていると思うからです。
国家試験の時に先輩がくれた学業守りとか、出産前にいとこがくれた安産守りとか、
結構うれしかったです。
でも、お守りの種類やくれる人、場合によっては、
プレッシャーや嫌味に感じたりすることもあるのかなぁ？とも思います。
どうなんでしょう？
例えば、婚活中に縁結びのお守り、不妊治療中に子宝のお守りをいただいたらどう思いますか？
贈った人は、KYですかねえ？
（この２種類は難しいところですよね、きっと。関係性にもよるかな。）
さて、そのお守りをくれた人は、わざわざお金と時間をかけて嫌がらせをしようとお守りを買って来てくれたのでしょうか？
そんな暇で心の病んだ人、世の中にまあ数パーセントくらいはいるかもしれませんが、
ほとんどの人は幸せを願ってくれていると思うんですよね。
普通にうれしいですか？
さらっと気持ちだけ受け取れますか？
そんな心の余裕ないですか？
嫌がらせじゃないとわかっていても、嫌ですか？
でも、気にかけてくれないのも嫌でしょう？
あと、自分で買うのと、人からいただくの、どっちがいいですか？
難しいですねえ。
これはやっぱり、受け取る側の性格とか、心の状態によるものなのでしょうか・・・
裏を返せば、お守りをもらえるということは、お守りを贈っても大丈夫そうな人、
お守りを贈りたくなる、応援したくなるような人、頑張って欲しい人、
お守りを贈れないほど悲壮感やピリピリが漂っていない人
＝優しい人、大事な人、まだ大丈夫そうな人、きっとまだいける人ということになるのでは？
（もしかしたら、最後は神頼みしかない！！と、贈られることもあるかもしれませんが・・・）
以前、私は姉に縁結びのお守りを贈ったことがあります。
夫は「それをあげるのはどうかなぁ？」と言ったのですが、
私の言い分は「自分で買うの嫌じゃない？」でした。
なぜそう言ったかというと、私自身の大厄の年にお祓いに行ったことがあるんですね。
当時は東京に住んでいたので、明治神宮に行ったんです。
さすが明治神宮、広～いお部屋にまあまあ人がいました。
お祓いの時って、皆さんのお祓いの内容を読み上げるじゃないですか。
その中に「良縁～どうのこうの～」というのが読み上げられたんです。
ご友人夫婦と来られてた女性が、たぶんご自身で祈願されたと思うんですけど、
まあ仮にご友人夫婦が祈願してくれたとしても、
なんか、やだな～と思ってしまった。
自分でお願いするのも、ご友人夫婦に祈願されるのも、それをみんなの前で読み上げられるのも・・・
なんかちょっと微妙な空気が流れたような、シーンとしたような気がしたんですよね。
まあ、そう感じたのは私だけかもしれませんが。
婚活をしている姉が、自分でお守りを買うことを想像したら・・・いや、そもそも買わないな。
・・・私があげちゃおうってなりました。頑張っているのを知っていたので。
弥彦神社で自分の安産守りを買うついでの思いつきだったんですけどね。
そういうついででも思い起こされる、あの人にもお守り買ってってあげようって思われるのも
うれしいかも。
姉はその後、程なくして良縁に恵まれ、今は幸せそうにしております。
お守りをあげた時は普通に「ありがとう～、頑張るよ。」みたいな感じだったと思います。
お守りの効能って、神様がどうにかしてくれるっていうわけではないと思うんです。
お守りをもらったことよってかどうかはわかりませんが、姉自身が頑張ろうと思って頑張った結果、良い結果に結びついたんだと思います。
お守りは、なんとかしてくれるものというより、見守られてる感とか、背中を押してくれたり、気を引き締めたりしてくれるものなんじゃないかな？
まああとは、自分次第ってことですね。
お守りって手紙とかメールとは違う、簡潔ではっきりとしていて、
それでいて心のこもった贈り物なんじゃないかな～と思います。
お役目を終えたら、近くの神社にありがとうの気持ちを込めてお返しすれば良いだけです。
今はリラックマのお守りとか、かわいいのも結構あるんですよね～
皆さんも、いかがですか？
お守りを贈り合える関係って、いいと思いませんか？
～～～
明治神宮でお祓いを受けた時のこと。
なんとなくかしこまって、ずっと正座してたんですね。（椅子じゃなかったんですよ！）
まあまあ人がいたので、読み上げにも時間がかかったんです。
さあ終わって、「お札取りに来てくださ～い」って言われても立ち上がれないですよね。
足が痺れて。感覚がなくなっちゃうやつ。あとでじわじわ～とくるやつ。
あれ、なんとも言えない痛さですよね。
まあ、人いっぱいいるから最後まで粘れば治るかな～と平静を装ってたんですけど、全然治らない。
最後の最後、取りに行っていないのは私だけ。神社の人待ってる・・・
「あいつ、絶対足痺れてるな」ってバレバレだったと思う。