免疫力を高めるとは?

jinchouge

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鍼灸師、自己肯定感アップカウンセラー、ダイエットインストラクター、マタニティーフードアドバイザー

豪雪地帯の田舎で鍼灸院を経営しています。

みんなが自分を大事にして、楽しい人生を送ってほしいというのが、一番の願いです。
そのためのヒントが見つかりますように。

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よく聞きますよね。

 

免疫力を高めましょう。って。

 

免疫力を高めるにはどうしたら良いのでしょう?

免疫力が高くなると、何が良いのでしょう?

 

高齢者の方の死因で多い肺炎。

最近ではコロナウィルスでも、高齢になるにつれ致死率が高いのはなぜでしょう?

 

人は加齢とともに、様々な体の機能が衰えていきます。

腸には免疫細胞が多く集まっていて、免疫機能には重要な器官だと言われています。

その腸や胃、腎機能の衰えに加え、

熱の産生に必要な食事量、筋肉量、活動量やホルモンの分泌、睡眠量などが減少し、体温が低くなり、免疫力は低下していきます。

体温が低下すると、免疫の働きは鈍ります。

高齢者は、バリア機能、戦う強さ、回復する体力が低く、病気に負けてしまいます。

 

免疫力が低いというのは、免疫が正常に機能しない状態、戦う兵士が少ない弱い状態です。

免疫の暴走なんていうのもあります。

 

花粉症などのアレルギーが、免疫が強すぎるから起こると思っている方もいるかもしれませんが、

それは強いのではなく、異物に対して過剰に反応している状態です。

弱い犬がやたらと吠えまくるのと一緒です。

まさに免疫の暴走で、敵も味方もわからなくなっている状態。

とにかく入ってきたもの、いるものすべてに、むやみやたらに吠えまくり攻撃しまくっている感じです。

 

子供が軽症で済むのは、免疫がまだ確立されておらず、鈍感だから大丈夫なんだとテレビで専門家の方が言っていましたが、

免疫が強いというのも、ある意味鈍感であると言えます。

敵じゃないものには反応せず、敵がいれば、強い免疫細胞がやっつけてくれる。

免疫力が弱ければ、敵に押されてすぐやられてしまい、免疫の暴走が起これば、味方までやっつけてしまう。

 

私の好きなゲゲゲの鬼太郎で例えると、

強い免疫力は鬼太郎やぬりかべ、こなきじじいに砂かけババアに一反木綿、弱い免疫力は目玉のおやじって感じでしょうか。

鬼太郎は頭から針を飛ばしたり、チョッキを投げたり、下駄を飛ばしたりして敵をやっつけます。

ぬりかべは敵をせき止め、こなきじじいは石になり敵を潰し、砂かけババアは砂をかけ、一反木綿は巻きついて応戦。

目玉のおやじは、わーわー叫ぶけど何もできない。

たくさんの目玉のおやじがわーわー言ってるだけでは、すぐやられてしまいます。

免疫の暴走では、鬼太郎たちが仲間内でお互いにやっつけ合う感じです。

 

ですから、免疫が確立されている大人はどうすれば良いのかというと、

免疫力を上げましょうということになります。

 

免疫力を上げるには、

早起き早寝、疲れを溜めない、日中体をよく動かす、水分を1、5~2リットル飲む、タンパク質を毎食とる、夕食は寝る3時間前までに済ます、腸内環境を良くする、胃腸を元気にする、38~40℃の湯船に浸かる(季節によって調整)、笑うなどなど・・・

 

きちんと栄養を吸収し、全身へ流して、悪いものは外へ出す。

 

実はこれらすべて、自律神経に関係しています。

 

自律神経は、体の機能・働きを統括しているみたいなことをどこかで書いたと思うのですが(私の記憶が正しければ)、

免疫力を上げるということは、自律神経を整えることでもあります。

免疫力を上げようとすれば自律神経が整い、自律神経が整えば免疫力も上がる。

加齢とともに免疫力が低下するというのは、自律神経の働きが衰えているということです。

 

まあ、そういうわけで、私はずっと「自律神経、自律神経」言ってるわけです。

もうね、自律神経信者と言われてもいいです。

それくらい、自律神経って生きていく上では大事なんですよ。

 

で、この自律神経というのは、年を取っても鍛えられます。

 

まずは手始めに、胃腸を元気にすることから。

早起きをして、朝日を5分程度浴び(カーテンを開けて外を見る、窓際で過ごすなど)、白湯を1杯飲むことから始めてみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

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